神様は不公平?!唯一これだけは人類みな平等に与えられているもの

乳癌と時間

この世に生まれた瞬間から心臓は動いて死ぬまで止まりません。

人類みな生まれてから命の長さは違っても「1日24時間」が平等に与えられます。

「時間」こそ最大の、「大切な贈り物」かもしれません。

猛スピードでバイクを気持ちよく走らせているときも、“南極大陸”を見て号泣してるときも、“なかやまきんに君”の「世界で一番楽な筋トレ」をやっているときも、同じように時間は流れて止まりません。

普段何気なく過ごしている日々の中で、「時間というものの貴重」を意識することは少ないかもしれません。しかし、病気になったとき、突然その「時間」がとても特別なものだと感じる瞬間があります。

私は病気になりより一層「時間はお金よりも大切」だと思っています。

ある森の中、杖を持ったお髭の長い神様風な老人が緑色の澄んだ湖から現れて「あなたが欲しいのは50万円(お金)かな?それとも744時間(1ヶ月相当の時間)かな??」と聞かれたとします。

私は「744時間!」と答えると思います。たぶん・・・。

乳癌になって、就職してから初めて長期休暇を取得した私が「病気になったときに改めて気づく時間の大切さ」と、「日々の時間をもっと大事に使うためのヒント」をお話ししていきます。

リーさん
リーさん

病気になったときに感じる「時間」の大切さ~日々の時間の使い方を見直してみませんか?

この記事を読んで、「毎日の時間をどのように使うべきか」一緒に考えてみましょう。これからの時間をあなたがどう使うか、少しでも考えてくれたなら、この記事は成功です!


1. 病気になったときに感じる時間の重み

誰でも1回くらいは風邪をひいたことがあるでしょう。病気になると、健康なときには気づかなかった「時間」の大切さに気づくことがあります。

なぜなら、病気になることで「当たり前だった日常」が突然変わるからです。

風邪など軽いものならいいですが、私のように癌のような重い病気を宣告されると、「もし死んだら・・・」がより身近に感じられ残された時間を意識するので、残される子供達のために、周りの人たちのために、今なにをするべきなのか?より真面目に、真剣に考えることになります。

1-1. 体が思うように動かせなくなる日々

風邪のような軽い病気でも、いつものように動けなくなると、「健康な体で自由に動けること」がどれだけ幸せなことだったか気づきます。

例えば、少し熱が出ただけでも、家事や仕事が思うようにできなくなり、「何もできない時間」がもどかしく感じますよね。

私の場合は、抗がん剤を投与した副作用で、激しい筋肉痛と指先のしびれが起り、予定していた1日のスケジュールをこなせなくて、夕方に猛烈に後悔してしまうことがあります。

リーさん
リーさん

病気なんだからゆっくり休めばいいんですけど「どこかで怠け心が発動してた?」「もっとやれたんじゃない??・・・」

誰に攻められるわけでもないのに後ろめたい気持ちになることがあります。

1-2. 病院で過ごす時間の特別さ

大きな病気の場合、病院での治療や検査に多くの時間を費やすことになります。

採血待ちの時間、検査待ちの時間、検査結果待ちの時間、診察待ちの時間、点滴する時間・・・しかし、病院での時間は「未来の自分の健康を作るための時間」です。

“健康な身体”じゃないと何もできないし、心も疲れてきて良い考えも思いつきません。

自分を大切にするための特別な時間だと考えると、少し前向きになれるかもしれません。

私は待ち時間って結構好きで、よく「Audible」などの耳から読書やメールの確認、向き合ってほど見るでもないけれど情報を得ておきたいYouTube先生の動画視聴に時間を費やしています。

前からやりたかったことが隙間時間で消化され、お得感と満たされ度が半端ない貴重な時間です。

1-3. 日常の「当たり前」が恋しくなる

病気になると、「普通にご飯を食べること」「外に散歩に行くこと」「友達と笑い合うこと」「出かけること」「歩くこと」「なかやまきんに君と楽な筋トレをする」など、普段は意識しない日常の一瞬一瞬が、どれだけ大切だったかに気づきます。

何気なく過ごしていた時間が、実はとても貴重なものであったことを感じますよね。


2. 病気を経験して学ぶ、時間の使い方

病気になることは悪いことだけではありません。

病気になって多くの人が「これからの時間をどう過ごすか」を真剣に考えるようになります。

病気じゃなくても30代40代、年齢を重ね、経験を積み、現場対応力は向上したものの、「前はこうじゃなかった・・」と心は元気でも、身体の衰えを感じてきます。

20代の頃は夜勤で夜通し働き、寝ないでハイテンションなまま朝から遊びに行く・・・なんてこともできたんですが、今は到底無理。

ひとつしかない長年酷使してきた私達の身体「チェック」と「メンテナンス」が必要なことを意識してきます。

健康なときには気づかなかった「これからやれること」「やりたいこと」「自分の与えられた時間」病気や年齢を重ねることをきっかけに見つめ直すことができるのです。

2-1. 無駄に過ごしている時間に気づく

スマートフォンを何気なくいじっている時間、テレビをぼんやりと見ている時間、これらが意外と多いことに気づくことがあります。もちろん“息抜き”や“娯楽”などは必要です。

ただ長い時間費やすのはどうでしょう。

たまに病気にかかった自分になることで「本当に大切なことに時間を使えているのかな?」と考えるきっかけになります。悪いことばかりじゃないです。

2-2. 優先すべきことが見えてくる

病気になると、時間に限りがあることを実感します。そのため、自分にとって「本当に大切なこと」が何かを考えるようになります。

  • 家族と過ごす時間
  • 自分の趣味や好きなことを楽しむ時間
  • 友達や大切な人との会話

これらがどれだけ大切なものかを改めて感じることができます。

2-3. 「今この瞬間」を大切にする意識が生まれる

病気を経験すると、「過去や未来のことばかり考えていても仕方がない」と気づきます。「今日という一日をどう過ごすか」という意識が強くなり、今この瞬間を大事にしたいと思うようになります。

「必ず明日が来る」

健康なときは当たり前のように感じますが、人間、健康でも、いつ死んでしまうかわかりません。これから事故にあって命を落としてしまう事態になるかもしれません。

そう考えると、スマートフォンを眺めるだけで、ダラダラと2-3時間過ごしてしまった・・・なんて時間がもったいなく感じてきませんか?


3. 日々の時間を大切に使うためのヒント

病気になる前でも、時間をもっと大切に使うためにできることがあります。

ここからは、日々の生活で実践できる「時間の使い方」をご紹介します。

3-1. 大切な人と過ごす時間を増やす

家族や友人と過ごす時間は、何よりも大切です。

忙しい日々の中でも、短い時間でいいので「一緒にいる時間」を意識してみましょう。

  • 食事の時間を家族と共有する。
  • 久しぶりの友人に連絡をとってみる。
  • 子どもや親と一緒に散歩をする。

これらの何気ない時間が、将来振り返ったときに「本当に幸せだった時間」だと気づくはずです。

3-2. 自分の好きなことに時間を使う

忙しい日常の中で、自分の好きなことや趣味に時間を使うことを忘れていませんか?

自分が楽しめることに時間を使うのは、心の健康にとても良い影響を与えます。

  • 好きな本を読む。
  • 音楽を聴く、楽器を弾く。
  • 絵を描いたり、料理を楽しむ。

「自分が楽しいと思える時間」を積極的に作ってみましょう。

3-3. 体を大切にする時間を取る

たまに軽い風邪のような病気になると「何気ない日常の幸せ」を感じることができますが、やっぱり一番は健康な体があってこそ、毎日の時間を楽しむことができます。

大きな病気にならない為に自分の体を大切にする、次のことを意識してみてください。

  • 毎日30分程度の軽い運動(ウォーキングやストレッチ)。
  • バランスの良い食事を心がける。
  • 夜はしっかりと睡眠をとる。

これらの習慣を続けることで、心も体も元気になり、毎日の時間をもっと有意義に感じられるようになります。

3-4. 1日の時間を振り返る

夜寝る前に、その日を振り返る時間を作るのもおすすめです。

「今日はどんなことを大切にできた1日だったかな?」

  • 大切な人との時間を過ごせたか。
  • 自分の好きなことを楽しめたか。
  • 健康のために何か行動できたか。

少しでも「いい時間を過ごせたな」と思えることがあれば、次の日へのエネルギーにもなります。


4. 病気をきっかけに変わる「時間」の考え方

病気は誰にとっても辛い経験ですが、それをきっかけに「時間の使い方」や「人生の大切なこと」に気づく人も多いです。

たとえば、こんな変化があるかもしれません。

  • 「後回しにしない」習慣がつく やりたいことや会いたい人がいるなら「いつかではなく今やろう」と思うようになります。
  • 小さな幸せに気づける 病気になると、普段は見過ごしていた小さな出来事が特別なものに感じられるようになります。たとえば、青空を眺めたり、花の香りを感じたりするだけで幸せを感じることができます。
  • 人生の優先順位がはっきりする 自分にとって何が一番大切かが見えてきます。お金や仕事よりも、大切な人や自分の健康を優先したいと思うようになります。

5. まとめ:今この瞬間を大切に

病気になることで、時間の大切さを強く感じる瞬間があります。

でも、健康なときでも「時間を大事にする意識」を持つことができます。

以下のことを意識してみましょう。

  • 大切な人と過ごす時間を意識する。
  • 自分の好きなことや趣味を楽しむ。
  • 健康を大切にするための行動をする。
  • 毎日の時間を振り返り、小さな幸せを見つける。

時間は一度過ぎたら戻ってきません。

「今この瞬間」を大切に生きることが、充実した人生につながります。これを機に、あなたも時間の使い方を見つめ直してみませんか?

これを読んであなたが少しでも「時間の大切さ」を思い出してくれたなら、この記事は喜び大成功です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました