子供に毎月のお小遣いを渡すようになってから、試しに「お小遣い帳をつけてみよう」と声をかけました。
最初は「めんどくさい」と渋っていましたが、好きなキャラクターのノートを用意したら少し乗り気に。
1ページ目に「収入」と「支出」を分けて書き、お小遣いを受け取ったら収入欄に記録。
お菓子や文房具を買ったら支出欄に書きます。
たったこれだけのルールなのですが、数週間続けてみると面白い変化が見えてきました。
お金の流れが「見える化」された
子供が一番驚いていたのは、「気がついたらお金がなくなっていた」こと。
これまでは財布の中が減っていく理由を深く考えていなかったようですが、
支出欄に「お菓子:200円」「ジュース:150円」と書いていくうちに、
「こんなにお菓子に使ってたんだ!」と自分で気づいたのです。

可視化することで行動が変わる
数字にすると、不思議と意識が変わります。
「もう少しお菓子を減らして貯金に回そうかな」
「文房具に使ったのは意外と無駄じゃなかった」
と、自分なりにバランスを考えるようになったのです。
大人でも「家計簿」をつけると無駄遣いが減ると言いますが、子供にとっても同じこと。
記録するだけで「お金の流れ」が目に見えて、行動が変わっていくのだと思いました。
投資に通じる感覚
実はこの「お小遣い帳」、投資や資産形成にも直結します。
- 収入と支出を把握すること → 家計管理の第一歩
- 見える化して改善すること → 無駄を省いて投資に回す余裕をつくる
- 記録を続けること → 積立投資と同じく「継続」が力になる
つまり、お小遣い帳は子供にとっての「ミニ家計簿」であり、「資産形成の基礎トレーニング」なんです。
まとめ:記録するだけで変わる
今回のお小遣い帳から学んだのは、
- お金の流れを「見える化」するだけで意識が変わる
- 可視化が無駄遣いを減らし、計画的に使う力を育てる
- この習慣は、大人の資産形成にも直結する

リーさん
未来の子供へ。
社会人になって給料をもらうようになったら、最初にやるべきことは「自分のお金の流れを記録すること」だと思う。
記録するだけで無駄が減り、貯められるようになり、投資に回す余裕も生まれる。
お小遣い帳で学んだ“見える化の力”を、ぜひ大人のお金管理にも生かしてほしい。
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